毎日がお遍路

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四国巡礼ってどのくらい歩くの?

四国八十八箇所を全部まわると 約1100Km
これを通しで歩くと 約40日かかる。

全区間を一度にまわるのを「通し打ち」といい、
何回かに分けてまわるのを「区切り打ち」という。
区切り打ちは「一国まいり」といって各県ごとに4回に分けて行う人が多い。

徳島 23札所 約210Km
高知 16札所 約408Km
愛媛 26札所 約365Km
徳島 23札所 約163Km

歩きなれた成人の平均歩行速度は、1時間に4Km 一日40Km

ただし、お遍路はただ歩くのではなく「札所めぐり」が目的だから、各札所で参拝(読経)、納経帳に朱印をもらう時間などかかるし、休憩、食事、宿泊所と札所との距離の関係など、考慮しなければならないことは多々あり、なにせ自分の体を使って歩くのでだから体調や天候などによって進めなくなることもあるかもしれないし、道に迷うなど、どんなアクシデントがあるかわからないし、1日何Kmと計画通りにはいかない。

四国までは飛行機や新幹線などの交通機関を使うが、その費用を考えると、一度の四国入りでなるべくたくさんまわりたいところだが、仕事や家庭のこともあり、そんなに長期間四国にいるわけにもいかないし、第1、毎日何十キロも歩きつづけるのだから、日数が長くなればなるほど体力的にも苦しくなってくるだろう。

私は四県のうち徳島の23番は(バスですが)すでにまわっているので、とりあえず今回は高知の24番から39番までの16ケ寺をまわりたいのだが、高知は四県のうちで1番距離が長いのに、札所の数は1番少ない。つまり札所と札所の間がとても長くて、隣の札所まで2日がかりというところもある。なので、今回は1回で高知全部をまわるのはちょっと無理かもと思いはいじめている。

(2004.2.17記)

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